NPO法人ぽたらか・ぽたらか日記2009

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◇西表島に猫捕まえにいきたかった男 2009/10/7(水)

 1日置きに人工透析を受けている56歳の男性。
余命3ヶ月といわれて人工透析を受ける決心して、以来3年。
時々意識不明になって病院に担ぎ込まれることはあっても息を吹きかえしたとたん、空中で手をにニギニギさせて 「おっぱい、おっぱい」と看護婦にセクハラしている。

 この人が突然失踪して警察に保護されること、これで2度目。
また、失踪して周りをひやひやさせたが、人工透析を2回すっぽかすと、生命の危険がある。
そのタイムリミットぎりぎりに羽田空港の近くの公園で保護されたという知らせをうけた。
また、三途の川を渡り損ねた。

 「なんだい?フィりピンに女買いに行こうとしたのかい」と聞くと、「いや、ベトナムだよ。」他の人には「西表島 まで猫を捕まえに行こうと思った。」などど、ほざいていたそうだ。
うそをつけ。
電車でおりたとたんに倒れる体力だったくせに、見栄張って。
丸一日、人工透析で縛られて、次の日は気持ち悪くなって、その繰り返し、どこかに行きたくなる気持ちもわかるけ ど。



◇綺麗にしてあげるといったのに 2009/9/24(木)

 この間のどーみても80代の50代女性、亡くなりました。 タール状の便を垂れ流すようになり、救急搬送したら、点滴の針を抜いたり、医者に触られるのを嫌がったり、「治療 拒否されるので退院してください、直ちに!」と病院から電話があったのは夜中の12時!!

 食べるものは一切口にしない、水も半ば強引に口にもっていって飲ませても一口か二口、ゴクンとするだけ。
案の定、脱水状態になる。
私が朝昼晩おむつ交換と水分補給に通うこと3日目で彼女は逝ってしまった。

 足と顔に暴行された時のケロイドか。
レントゲンには肋骨の骨折が写っていた。
抱き上げようとすると「痛いわよ!」と足で蹴飛ばす。
「○○さん、あんた昔からそういう性格?」「そうよ。」かわいげのない人だったが、息子が二人居て集団リンチの加 害者の少年と息子の姿がだぶったのか。
だから、警察には被害届を出さなかったらしい。

 死亡届をだすのに区役所で彼女の戸籍を調べてくれたところ、婚家から彼女の籍は抜かれていて、実家でも除籍扱い になっていたという。
つまり戸籍がないということ。
なんと哀れな。
せめて精一杯のおしゃれをして化粧をして送って上げよう。
乾いた大地を潤す母なる慈雨、戒名は雨○妙好信女



◇つらい過去はこんなに女を老けさせる 2009/9/12(土)

歳より老けた人  女子寮に最近入寮した人、50代前半なのにどう見ても80代のおばあちゃんにしかみえない。
橋の下に住んでいて今年の3月ごろ近所に住む中学生数人から暴行されて歩けなくなった。
深手は身体よりむしろ、心のほうだった。
仲間を先導した男の子はテントによく遊びにきていて飯も食わせてあげたのに、だから仲間たちは警察に訴えろという のだが、知っている顔だけに言えない。
路上生活する前にもひどい目にずいぶんあってきたようだった。
彼女のことを周りの人たちは本当に心配していて、身の回りの世話は洗濯から爪を切ることまで、テント仲間にしか任 せられないらしく、私や他の寮生が幾ら手をだしても、「ほっといて!」と手を払う。

 病院にも行こうとしない、風呂にも入らない、着替えをしない、ご飯も食べない、立って歩こうともしない…。
そこで私がクレンジングクリームを持ってきて顔のマッサージを強引にやってみたところ、気持ちよさそうに顔を突き 出す。
これだ!と閃いた。
今度、髪を染めようね、少なくとも年齢相応には見えるようにしようね。
と言ったら、これには反応した。
やはり、女だ。
友人から女らしい洋服のお下がりをもらって、「さあ、髪を染めるのは頭を洗わないと染まんないよ。」といってまず 風呂に入らせ、全身も洗わせた。
ついでに脱いだ服を洗濯機に放り込んで、髪を染めて、女性らしい服に着替えさせる。
でも、終わると再び、いざって定位置に収まってまた暗い顔をしてひざを抱え込んでいる。

 「今度は歯医者に行って入れ歯をつくろうか?歯が入ると10歳は若く見えるよ。」と私の言葉にようやく顔を上げ て、「はい。」本当は整形外科に連れて行って、体の治療と心療内科でうつの治療、そっちのほうが急がれるのに、順 序が逆かもしれないが、女心に火をつけて治療を受けさせる気にさせるため、いたしかたない。
今の私の夢は見違えるように彼女を綺麗に若く明るくさせて、年齢相応にさせることである。
真っ白な髪を染めたところ。



◇孤独死 2009/8/12(水)

孤独死  ある有名女優がひっそりと自宅で亡くなった。 ぽたらかのようなせせっこましいところでも、みんなに看取られて息をひきとり、最後にはぽたらかの共同墓地に入 っていつまでもお参りしてもらえるなんて微塵も華やかな一瞬さえなかったけど、うちのじっちゃんたちのほうが幸 せかも。
しかし、ぽたらかでみんなの前でお葬式しても、誰一人として明日はわが身とは思わないところがすばらしい。
もうあまり長くはないという認知症のよえっちゃんは寝たきりだというのに、私がベッドのそばに立つと、一生懸命 身体をずらして布団を持ち上げようとする。
「一緒に寝ろってかい?そのおしっこ臭い布団へ。」

 最後まですけべはすけべのままである。
実にすばらしい、うちのじっちゃんたちは。
みなはうすの難民たちに飯を作ってくれるかいというと、みんなが手を上げた。
ミャンマー料理くらいならいいけれど、アフリカはちょっとなあ。
うちのじいちゃんたちが目を白黒させるだろうて。

 11日入寮して1ヶ月の人が昨日朝、肝臓がんで眠るように旅立っていかれた。
73歳、身よりはいない。でも孤独死ではない。



◇難民緊急シェルター《みなはうす》 2009/7/14(火)

難民シェルターみなはうす  むさい!むさい!
アフリカ系難民がどっと。
あまりにもむさくるしくて、死亡者がでそうです!!と管理人からのSOSがきた。
かといって、女性を放り込むわけにいかんだろ。
ってなわけで、おんなっけ0パーセントの私が救命に乗り出した。

 国では兵隊以外は失業者です。
というギニアから来た男性に、「難民認定されたら、日本にずっといるの?」「わかりません。」「戦争が早くなく なって、平和になったら国の再建に尽くさなくちゃね。そのために日本で学べることを学んで国へ帰って、役立てて ね。」「はい!」とうなずいた青年の目に涙があふれていた。
おかあさんのカウンセリングが役に立ったかな。

 難民支援協会が集めたカンパが頼りの彼らはとにかく金が無い。
ぽたらかからのお米に塩を掛けて食っている。
野菜、石鹸食料品なんでもいいから、カンパを求む!

 選挙権のない彼らのことはマスコミも報道してくれない。
誰か援助を手伝って欲しい。
日本人だって捨てたもんじゃないってことを見せてあげたい。



◇空しい、テレビ出演 2009/6/4(木)

 無料低額宿泊所が貧困ビジネスとして、槍玉に挙げられていた。
わがぽたらか寮も汚いところに押し込めて、月額10万円もだましとっているということでテレビ朝日Jチャンに紹介さ れた。

 派遣村などに行かず、まっすぐハローワークでうちを見つけ、ホームヘルパーの資格を取りながら、献身的にうちのじ いちゃんたちを介護しているスタッフたちの気持ちは推し量ったことが有るのか?
介護している人が介護されている人より、年齢がいってたり病気もちだったりするけど、生活保護なんかいただいてい ない。
ちゃんと自立している。
うちの寮に入ってくる人で要介護者ではなくても正直、路上からアパート住まいは無理である。
ホームレス経験と社会性は比例するのだ。
だから、うちのような施設が必要なのだ。

 2階にいるIさんというアルツハイマーをインタビューしていたけど、入所して間もない人で入所費が高いだなんて、ま だあの人は入所費を払っていない!
同室のじいちゃんたちが「あいつ勝手なことをいっている」と腹を立てて降りてきたものだった。
アルツハイマーに誘導尋問させるなんてね。

 一昨年の冬、こんな大量派遣切りなんて時代を想像もつかなかった時、ネットカフェ難民の人たちが体調を崩したり したら心置きなく眠れるようにベッドを一つ二つ開けときますからと湯浅さんにメールしたとき、感謝の返事が返って きたが、同じようにメールを最近何度か送っても一切、返事は返ってきていない。
こういうことだったのか。
私たちは協力したいと思っていても向こうは貧困ビジネスと受け取っていたのか。
なんだか、空しい。

 派遣村はマスコミの寵児となり、7千万円もの寄付金を集めたとか。
爪に明かりをともすようにして収めている国民の税金から生活保護を無心させるより、自前で善良な宿泊所が建設で きるのでは?



◇世の中には色んな人が居るもんだ 2009/5/3(日)

 友人の介護事業所所長から相談を持ち込まれた。
子供たちから年金をむしりとられて年金を全額担保に借金をしている、ばあさんがいる。
家賃を滞納して立ち退き強制執行をかけられようとしている。
借金だから生活保護も断られて、もう万策尽き果てた。
何とか力を貸してくれと。

 介護保険法で縛られている、事業所だから、ばあさん一人に貸付けるわけにはいかない。
まあ、うちは融通の利くNPOと株式の二刀流だし。
最初は断ったけれど、ぽたらかの面子に掛けて「しょうがない、借金返済が終わるまで住まいを見つけて、契約金と 半年分の家賃光熱費貸付けるよ。ホームレスにするわけいかんだろ。」
それで共同トイレで窓なしだけれど、2万3千円の部屋をみつけてばあさん住まわせた。
80歳の老女だけれど認知症はない。
脳梗塞の後遺症があるので、外出時にはシルバーカーを押して歩く程度だし、共同トイレや部屋の掃除にはヘルパーが 朝夕2回入ることを了承してある。

 ところがだ。入居してまだ1週間もたたないのに、隣家の大家の奥さん(これも年のころは80代)ばあさん(店子) に対して、「外をほっつき歩くな!」「でていってくれ。」と暴言のくりかえし。
私と介護事業所の所長と不動産やの社長と事情を聞きにいくと、玄関先で何しに来たと仁王立ち。
「○○さんは隣の人が汚したのを拭こうとしていただけです。あの人は痴呆はありません。人に迷惑を掛けるようなこ とは無いはずです。」というと「歩くのにシルバーカーを押してみっともない。もたもたしているのがいやだ。気持ち が悪いからでていってくれ。」「出て行かないなら。交番にいくぞ!」(被害者かい?)不動産屋が大家のじいさんに 「契約不履行で立ち退きを大家さんのほうからいわれると、損害賠償金が発生することはご存知ですよね?」「日割り でけっこうです!」とばばあ(大家)金取る気でいやがる。

 「長い間連れ添ってきましたが、言い出したら聞かないひとでしてー。」と爺さん。
「わかりました。それでは後日内容証明で損害賠償を請求させていただきまして、それと奥様の言動に関しては一度人 権擁護委員会に相談して対処させていただくことにします。」と席を立ってきた。

若い人がいうのならまだわかるが、同じくらいの歳して「婆だからいやだ。出て行け」とはなんという言い草だ。
どうせ損害賠償金もすんなり払うわけないだろ。
払わなきゃ、慰謝料、婆さん(店子)のために生活費分取ってやる。
ばあさん(店子)すっかりおびえて、「あたしゃ、お便所なんかよごしていないよ。」私は思わず抱きしめて「わかっ てるよ。もっといいとこ探してやるからね。心配しないで。」と言わずにいられなかった。

 「大家さん、失礼ですけど、貴女だって同じくらいの歳でしょう?」「そうですよ!だから言ってるんじゃない。私 はこんなに元気に動いている。怠けもんなんですよ。あの人は。」憎まれっ子世にはばかるっていうんだよ、そういう の。
ま、後生は悪いね。
子供は絶対世話しないだろうね。「お父さんならいいけど、お母さんはいやよ!」ってね。



◇家がないヤツは人間じゃないというのか! 2009/2/19(木)

 また、今年に入って三人目の死者が出た。
ぽたらか寮に来て一ヶ月、亡くなる二日前にやっと届いた看護サマリーを見ると、路上で動けなくなって自分で救急車 を呼び、入院しては直ぐに追い出され、またしばらくして119→入院→強制退院の繰り返しだったらしい。

 品川駅周辺でホームレスをする前は福井県に妻子がいたという。
港区に出入りの葬儀屋が助葬を請け負い、私たちが葬式をしてあげることができなかったが、せめて、むくんだ足には かせてあげたレッグウォーマー、「本人が喜んでいたので」と棺に入れてくれるよう頼んでおいた。

 凶暴につき、強制退院させられたというが、うちに来たときも、脳梗塞の影響でか短気な点は認められるものの、穏 やかに話しかければ、声を荒げるようなこともない。
退院後、入った施設ではパンツ型オムツをはくようになったからという理由で退所させられたそうだ。
うちでは、とても穏やかで、看護サマリーにある文面を見て、スタッフ一同首をかしげたものだった。

 ホームレスというだけで、汚い物を見るように居丈高に扱えば、誰だって温和しくしろというほうが無理だ。
私だったら、病院中の物を壊して暴れてやる。

 長いこと路上生活をしていたならば、体の中はぼろぼろだったに違いない。
医者もろくに診もしなかったであろう。
別の人はどこも悪くありませんと言われて退院して、一ヶ月も満たない間に亡くなったが、仙骨部分にひどい床ずれが あった。
どこも悪くない人がなんでこんな床ずれを??



◇二度あることは三度ある 2009/2/7(土)

 ようやく、火葬を済ませて遺骨を抱えて戻ったら、透析患者のOさんがいないという。
今日は落ち着かない様子だったというが、後半年も生きられればいいと言われながらも1年半、ここにいる。
何度か救急車で運ばれて、三途の川を渡り損ねて帰ってきた。
息を吹き返す度、看護婦さんの胸を触っては「おっぱい、おっぱい」とやりだす。

 この人の葬式には棺桶の中に介護事業所のヘルパーさんたちから着古しのブラジャーを集めて、花の替わりに顔を 囲んでやろうと、もうすでに用意してある。
みんなおばさんばかりだが、わかりゃしない。
ただ、少なくとも、私のはない。
使うことがないからだ。

 そんなOさんだが、自分の死について考えている風には見えなかったが、ここから棺桶が出て行くのを見て、さすが に落ち込んだのか。
目が見えないからどこかで行きだおれているのかと、みんなで探し回った。
しかし、行きだおれている人を見て見ぬふりをするような人はこの墨田の下町にはいない。

死を身近に感じたとき、人はどうするだろうか?
Oさんは川越の鋳物工場で働いていたといっていた。
その時世帯を持っていたというので、最後に会いたくなったんじゃないかな?
障害加算があったので4,5万円はあったはずだ。
タクシーにのって、これでいってくれといえばどこでも行ける。
都内の警察には捜索願をだしたので、行き倒れがあれば直ぐに通報されるだろうが、都外だったらどうだろうか。
やだよ、二度あることは三度あるって。



◇不幸は続くものだ 2009/2/1(日)

 朝、一人が死んで、疲れ果てていたところに、又一人「Oさんが息をしていない!」と電話が入った。
なんてことだ、祟られているのか。
入寮したばかりの人でまだ主治医も決まっていない、なんの病気があるのか。
なんで腰が立たないのか、なんで3日間騒ぎ続けて3日間眠り続けるのか、近くの診療所では心理的なものでしょうと いうだけ。
皆目見当が付かず、弱り切っていたところだった。

 長年ホームレスをやっていて、体は表面上ではなんともなくとも、心臓はボロボロだったに違いない。
温かい布団に眠れて、これでしばらくは追い出される心配はない、呼べばすぐに飛んできてくれる。
きっと心底ほっとしたことだろう。
今まで、こんなところで死ぬわけにはいかないと、気を張りつめていた緊張の糸がぷつっと切れたのだろうか。

 せめて、心暖まる野辺の送りをしてやろうと、監察医務院から遺体の引き取りがあればいつでも間に合うようにと棺 は車に積んだままだ。
ところが、ワーカーに聞いてみると監察医務院から東京福祉会に渡しましたと事後報告を受けたという。 慌てて、東京福祉会に電話をすると我々はあくまで墨田区から依頼を受けたからであって、もう棺に収まっているので 4万5千円はお宅に請求すればいいのか?ときた。

 棺の代金は布団帷子附きでも卸値が1万5千円くらいのものだ。
葬祭扶助費は遺体の処理代のみで、葬儀納骨費用は含まれない。
棺代に上乗せしないと人件費すら出ない。
もう、使った棺は他の人にはまわせないだろうし、まあそれは仕方ないとして、まだ搬送していないOさんの遺体はこ ちらで全て任せてください。
と、念を押していたのにもかかわらず、その数分後、Oさんの遺体まで東京福祉会が棺に入れて搬送してしまったとワ ーカーから報告を受けた。
どうすんの!棺が2本も。

 なにせ関東一円の助葬は100%東京福祉会だからね。
一人一人丁寧に人並みに葬祭扶助費で葬儀をあげてやりたいなんて、ホームレス支援なぞやっているNPOの雑魚が、 ってばかにしてるんだろうな。



◇今朝一人亡くなりました 2009/1/29(木)

 年の暮れにうちへ来て、まだ1ヶ月。
前にキリスト教会系の宿泊所にいて認知症が激しくなり、追い出された人。
足腰が立たず、食事も口まで運んでやってもぼろぼろこぼす状態の人をそれはもう、献身的に尽くしていたうちのヘ ルパー、元河川敷の住人のHさんだった。

 「お父ちゃん、お父ちゃん」と年齢もそう違わないHさんを夜も日もなく、呼んでは甘えている姿は微笑ましいもの があった。
先日、ぽたらか改修中の仮住まいになる寮にそのじいちゃんを運んで、漏れなくHさんがセットで付いていって、たっ た二晩のことだった。
「明日は風呂に入れてやんからね。鬚も剃んねえと。」と声を掛けて隣の部屋で寝たそうだ。

 ところが、明け方になると大きな鼾が急に止まった。
心配になってHさんが飛んでいくと呼吸が止まっている。
慌てて、私と施設長に電話を入れ、二人が来る前に一生懸命、心臓マッサージを施していた。

 救急車で都立病院に運ばれたKさんは蘇生もかなわず、8時20分に死亡が確認された。
大変なのはそれからである。
警察がやってきて、ねちねちと同じ事を聞くのである。
まるで殺人でもしたかのようにである。
木訥なHさんが思わず口よどんでしまうと、先ほどと言うことが違うと矛盾点を探し出そうとする。
私が口を挟むと、「あんたには聞いていない!」私も「あんたにあんたと呼ばれる筋合いはない」と応酬した。
Hさんはすっかり、疲れ果てて憔悴しきっている。
ホームヘルパーの宿命だからね。
献身的に尽くしてるのに、真っ先に疑われるの。
心配なのは、今回のショックをきっかけにまたうつになり、失踪しないかということだった。
         

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