NPO法人ぽたらか・カンボジア

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◇第5回カンボジア視察 2018年8月


シアヌーク病院

シアヌーク病院へ行ってきました。

日本の道教系の新興宗教団体の会員からの寄付とアメリカのキリスト系新興宗教団体からの寄付で24時間無料診療 を行っているということでした。

しかし、日本側からの支援金がここ数年途絶え、24時間が日中のみとなり、しかも1日15人限定となってしまっ たので大変です。連日、300人を超える人々が列を作り、抽選に漏れると漏れた人々は病院周辺でホームレスをし ているのです。






シアヌーク病院

中には一か月以上も待っている人もいます。重病人ならとっくに死んでいます。無料で 診察してくれるところなら、他にもたくさんあります。
しかし、カンボジアの田舎からでてくる人々にはその情報が伝わりません。
他の病院は薬代がかかるとしても、重篤な病気なら親戚に一時借りて、元気になったら返済するとかできるでしょうに。 寄付を集める口実のために箱もの援助をするということは、カンボジア国民の自立を妨げます。プノンペン周辺には 日本人が建てた学校がたくさんあります。でも、先生がいないので使われていないところがいっぱいです。
人間を支援するということ、それがこれからの海外支援ではないでしょうか?




Khmer POTARAKA
 カンボジアの老人ホームには5人のおばあちゃんが居ました。
4人はトイレも近く、冷たい水が飲めて、何より安全に寝られると喜んでいたのも束の間。乞食をするには町の方が便 利と失踪してしまいました。最初からいたおばあちゃんは、先日親戚の者だという男が現れて連れ去ってしまいました。

殊勝にも自分の親でもない年寄りを引き取って介護しようというのではありません。 年寄りの、特におばあさんの乞食は貰いがいいのです。乞食をさせて家族を養ってもらう魂胆なのです。

でも、そのおばあは腹水が溜まっているようでしたので、炎天下の乞食はつらいと思います。親戚の連中にしても、そん なおばあをさらっていって、他で乞食をしている年寄りを見たら恵んでやるんです。それが徳を積むということなので す。殺人を犯しても乞食に金を恵んでやれば、悪業はチャラになると考えるのが、東南アジアの仏教徒の一般的な考えで す。
障害者への差別も、因果応報の考え方で前世の報いを受けたからと考えます。だから障害者も乞食をすれば、憐みの心 で金を恵めば、自分は徳を積んでいいところへ生まれ変わると本気で信じているのです。

 一方、日本はそんなことはない、と胸を張って言えるでしょうか。生活の質とか、自己決定権とかー。カンボジアの研修 生たちに介護学を教えていて、ふと、思うことがあります。カンボジアを変えることができるのは、こういう若い人たちで す。
人手が足りないから、カンボジアから呼び寄せるのではなくて、日本の介護を世界へ輸出し、私たちも変わっていかなけ ればいけないと感じています。今回の試みがそのきっかけとなることを信じています。



◇第4回カンボジア視察 2018年5月


◇第3回カンボジア視察 2017年12月


◇第2回カンボジア視察 2017年9月


◇第1回カンボジア視察 2017年5月



         

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